神主が語る神道と心霊の話

神道、神霊、霊学、霊術の話

2020年5月に書かれた記事

  • 神道についての考察

    神道(しんとう)又は随神(かみながらのみち)、惟神(かんながら)と日本固有の道を漢字によって表現したまでのことであり、本居宣長翁は『直毘霊』の中で次のように語っています。 『実(まこと)は道あるが故にてふ言なく、道てふことなけれど、道ありしなりけり』 日本は本来よく道が行われていたからその必要がな... 続きをみる

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  • 7月関西勉強会のお知らせ

    コロナ騒ぎで会場が取れないことが続いて心配していましたが、どうにか開催できる運びとなりました。 以下の通り開催します。 初めての方でも参加できますのでお気軽にお尋ねください。 日 時:令和2年7月4日(土)~5日(日) 場 所:京都府の神社(参加者にお知らせいたします) 内 容:①7月4日(土) ... 続きをみる

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  • 6月の勉強会のお知らせ

    コロナウイルスによる厳戒態勢も徐々に解除されつつあります。 この3か月間ほとんど『勉強会』や『禊会』が開催できませんでしたが、ようやくここにきて落ち着いてきたように思われます。 6月の勉強会は例年のように開催できそうなのでお知らせいたします。 ①禊合宿  日時:6月6日(土)~7日(日) 12:0... 続きをみる

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  • 天狗神仙

    神仙界を初めて紹介したのは、宮内省の掌典であった『宮地厳夫』宮司でありますが、その中に天狗神界というジャンルがあります。 他にも、稲荷神界、竜神界と様々な神仙界がありますが、今回は天狗界を解説いたします。 天狗神界には『神仙』、『僧正』、『山人』、『天狗』、『狗賓』などの階級があります。 天狗神界... 続きをみる

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  • 稲荷神界

    稲荷信仰というものは、我が国で一番信仰されている神霊の信仰です。 それは正一位の神階の最上位にあたります。 然し、『稲荷信仰は駄目だ』とか、『稲荷を奉ったら家が傾いた』とか言うことを耳にすることが稀にありますが、その者達が言うことは全く誤った言い伝えでしかありません。 神格を有した眷属との契約を反... 続きをみる

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  • 霊障について

    『霊界』と『現象界』は表裏一体であり、切り離せない世界ではありますが、現象界より霊界に交渉を持とうとしてもそれはなかなか難しいことです。 然し、鎮魂法や瞑想などの行法を通じてこの領域に至ることが可能となります。 凝念を凝らすことで通じる可能性が出来てくるのです。 霊界とは『想念体』の世界とも言えま... 続きをみる

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  • 神様は人を救わない!

    明言します。 神とはこの世界そのものであり、存在それ自体であり、真理そのものである。 『神様は人を救わない』これは真理である。 あなたや私などの一個人の願いや願望などには関与しない。 このことを徹底的に頭の中に叩き込んでおかないと『随神(かんながら)』を理解することはできない。 神に対して人間がで... 続きをみる

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  • 恥を知る(日本人の心情)

    感動を呼ぶ、ひとつの話(日本の昔話) 昔、一人の浪人がいた。 妻をなくし子供が一人あった。 町人の子供たちと遊んでいた浪人の子供が、皆と同じに「私も赤いご飯食べたよ」と語った言葉を、町人の子供達が聞いた。 その子らが家に帰って「浪人の子供も赤飯食べたんだって」と家のものに語った一言が.....? ... 続きをみる

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  • 宗教というものに抱く幻想

    キリスト教はすべてを、『神』と『聖霊』と『子』と『天使』と『悪魔』によって集約した『聖書』により、教会の権威を確立して人民を縛り、弾圧や迫害がなされました。 仏教は『諸行無常』、『諸法無我』という思想から、寺院と僧を維持するために無量の非生産階級の人間を生み、無量の浄財を求めた。 民の意思は弱体化... 続きをみる

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  • 禊について

    日本古来の神道の行法である『禊』について語ります。(入門編) 古事記のなかで伊邪那伎乃命が黄泉の国より戻り、穢れを祓うために禊をしたのが初めてで、以来我が国では、老若男女、身分を問わず現在まで続いています。 神道行法として、神官が実践し、山岳修験者の行法として、広く行われてきました。 そして禊を近... 続きをみる

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  • これ人の道にあらずしで神の道を歩む

    人の前で、他人を否定しないこと。 第三者がいる前で、本人を批判しないこと。 人から自分や自分の家族や自己の信念を批判されても怒らないこと。 先輩や年長者を敬うこと。 物事の道理を重んじ、筋道を違えないこと。 これ全て、人の道にあらずして神の教えに従うことにある。 京都伏見の明治天皇の御陵にて

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